照葉樹林の秋

照葉樹林の林縁

The edge of the laurel forest in kanagawa Pref.

照葉樹林というと 『季節感がない』という印象なのですが…
秋も深まったこの日、カラフルな植物たちに出会って、見直して
しまいました。アカガシ シラカシ ヤブニッケイ モチノキ
アオキ ヤツデ タブ そして ヤブツバキ などなど

緑濃い山の中に ハゼのオレンジ色の紅葉 クサギの宝石のような
ブルーの実 斜面から伸びたホトトギスの花 ヒヨドリジョウゴや
スズメウリ カラスウリ サネカズラ。なんとたくさんの種類
豊かな彩。
陽ざしの入りにくい照葉樹林では林縁にいろいろなものが
育つのでしょう。防災の面でも有用ということで注目されていますが
日本の森林面積の中ではかなり少なくなっているとか。
モウソウチクが照葉樹林の回復を阻害しているといわれると
なるほど、竹藪だらけだと納得します。

人間の都合で手を加えられてきた森が 実は不都合な結果を
招いている、という昨今かもしれません。
『国土の未来像』が見えているわけではないので、私としては
『身の回りの自然』を大事にするということになります。

タブの木のカヌーで人が渡ってきた大昔のことなど想像しながら
ため息交じりに ホトトギスの花の構造とにらめっこしました。