キツネと出会った日

ホンドギツネ

Fox

わが家の床下から、空き缶をまとめてあった袋をガラガラと引きずって、
庭の雪の上を歩いて行きました。
びっくりして外に出るとキツネはその袋を置いて、谷の方へ降りて行きましたが、
こちらに気付くとなぜか戻ってきて、木の陰から見ていました。
若いきれいな毛並みの個体で、人間になれているような様子でした。
じっと見つめあっていると、動物と人間の境界がふと無くなり、
自分も動物の一種だと、強く意識しました。

軽井沢タリアセン

軽井沢タリアセン早春

Karuizawa Taliesin

 中軽井沢に近いレクリエーションゾーンです。
人気のない冬が素敵、という話を聞き出かけてみました。
江戸時代に造られた鷲穴用水という水路をせき止めて出来た
塩沢湖を中心に、小さい美術館や、バラ園などが配置されています。
対岸に睡鳩荘(すいきゅうそう)という建物が見えます。
朝吹登水子氏の山荘だったそうです。

エナガ

エナガ

Long-tailed Tit

 最近、エサ台の仲間になったエナガたち。
ピンポン玉に尾羽がついたような…という
表現がぴったりの、かわいい小鳥です。
夜明けとともに、11~13羽が一度にやってきて、
細かいクルミの粉などを丁寧につついて
食べて行きます。
ヒガラが一緒に止っています。

ルオムの森の洋館

ルオムの森のレストラン

Luomu no mori

ルオムの森の洋館の中。
ここは、レストランになっています。

薪ストーブの前で、コーヒーを飲む時間は小さな贅沢。

窓の外では…
寒さ厳しいこの時期、リスたちにとっては
結婚相手を見つける季節。
大きな幹の周りの追いかけっこはプロポーズの行動です。
なんだか楽しそうにも見えます。

モミの木の雪化粧

雪の森

Snowy forest

 モミの木をすっぽりと覆う雪。
リスが枝に飛び移ると小さな雪崩のように雪が飛び散ります。
庭の積雪は80㎝ほど。長靴が埋まってしまいます。
2014年は豪雪に阻まれて、4月まで 山小屋に
来ることができませんでした。大自然が牙をむけば、
この地に昔から暮らす方々とは違い、一歩下がって
おとなしくしているしかありません。

アオナシ

アオナシ、ヤマグリなど

Pyrus hondoensis

農道の縁に大量に落ちていた木の実。拾ってみたら梨の匂い。名前はアオナシ。
ヤマナシの仲間です。恐る恐る食べてみると野生のものとしては十分食べられる甘さ。
ヤマグリは9月半ばを過ぎると落ちているのを見かけます。
アブラチャンのまだ青い実と、どんぐり。
このドングリは袴の形が珍しく名前がわかりません。
ドングリは混雑しやすいと聞いています。
などといいながら、珍しいものに出会うと名前がわかるまで
気になってしまう困った習性と自覚しています。

アブラチャン

アブラチャンの実

Parabenzoin praecox

なんて不思議な名前なのでしょう!いつごろ、誰が名付けたのか…
漢字では油瀝青。とても植物とは思えません。
名前は奇妙でも役に立つようです。実や枝から油がとれる。
そして、山間の雪の深いところでは、この枝で、輪かんじきを
作っていたそうです。昔の人の知恵に驚かされます。
同じ季節を何度も体験しながら、まだまだ初めての植物、動物に出会います。
自然はほんとに奥深いですね。

クルミ運びに大忙し

クルミを運ぶリス

Squirrels are busy in autumn

木の葉が色づき始めました。
冬眠しないニホンリスは、クルミを集めて
埋めておく”仕事”に大忙しです。
あまりの忙しさに、おっと危ない!デッキの手すりから
落ちそうになったところを見てしまいました。

10月のオヤマリンドウ

オヤマリンドウ

Gentiana makinoi

10月、標高1300mほどの高原はもう晩秋の色でした。
あとひと月で雪景色かもしれません。

キャベツ畑


広大なキャベツ畑

Vast field of cabbages

森を出ると、その先には広大なキャベツ畑が広がっています。
夏。大型トラックが、早朝からキャベツのコンテナをどんどん積み込んで
舗装された農道を行き交います。村全体がキャベツ畑といっても過言では
ないほど広いのです。北海道や、ここ嬬恋村のように、厳しい寒さの土地では
大型化しないと、農業が続けられないのかもしれません。少量でも多品目、が
理想といえるのは、気候のいい場所ならでは、でしょうか?
いろいろ思うことはありますが、でも、ここのキャベツは夏のご馳走、
本当においしいのです。